ロンドンから日帰りで北コッツウォルズへ

ロンドン 8時出発 
バーフォード 中世に羊毛産業で栄えた町は、最盛期は過ぎ去ったとはいえ、今でも観光客、買い物客で賑わっています。坂道になっているハイストリートを歩けば春夏にはハンギングバスケットに飾られた美しい花々が、秋にはコッツウォルド石をつたう深紅の蔦が楽しめます。 
チッピング
カムデン

「チッピング」とは「マーケット」という意味で、この村は昔定期市が開かれていたマーケットタウンでした。1627年に建てられたマーケットホールは、その頃の栄華を残しながらいまだに町の中心的存在になっていて、時にはラッグやバスケットといった民芸品が売られています。中世から変わらない技術を使って銀器を作る工房や、藁葺屋根の民家の立ち並ぶ住宅街も見逃せません。

スノーズヒル

教会、戦争記念碑、ヴィレッジグリーン、パブ……。イギリスの田舎の村の要素全てがこの村の中心に全て揃っています。今日まで多くのテレビドラマや映画のロケ地として使われてきたことも頷けます。 

スタントン

16~17世紀の建物が一本の坂道の両脇に並んでいます。坂の途中にあるパブからは背後にマルヴァーン・ヒルが連なるィーヴシャムの谷が一望できます。メインストリートから少し入ったところにあるアングロサクソン時代の部分を残す聖レナード教会も一見の価値があります。

ブロードウェイ
タワー

 「ここにかがり火を焚いたら私の家から見えるでしょうか?」コベントリー伯爵夫人のこのひとことで、1798年に丘の上に建てられた塔です。ここからブロードウェイの村までのウォーキングは、コッツウォルドウェイの一部になっていて、時には羊の群れの中を歩きながら眼下に広がる美しい景色が楽しめます。 

ブロードウェイ

 

ブロードウェイ(広い道)という名が示す通り、その昔、ロンドンへ続く主要道路であった歴史の深さを感じさせます。メインストリートはパブやお店が立ち並び、今でも賑やかな町ということでは昔と変わっていません。

 ボートン・オン・ザ・ウォーター

「コッツウォルズのベニス」と呼ばれるこの村は、コッツウォルズの中でも一番有名な村です。夏場は人でいっぱいですが、シーズンオフともなりますと、観光客の足も遠のき、特にクリスマスシーズンが素敵です。

アパー
スローター

ローズ・オヴ・ザ・マナーというホテルと教会しかないという小さな村アパー・スローター。村の中心から歩いて1分のところにあるアイ川付近まで足を延ばせば正に「イギリスの田舎に来た」と実感するでしょう 
ロワー
スローター
ボートン・オン・ザ・ウォーターのミニ版といったところ。大型バスは入れないために、夏でも静かな村です。16~17世紀に建てられた民家やその前庭を楽しみながらアイ川沿いをゆっくり散歩することもできます。またアパー・スローターからパブリック・フットパスを使って1.6キロの道を歩くこともできます。
ロンドン   

*お勧めの村・・・テットブリー ストウ・オン・ザ・ウォルド ウィンチコム(スドリー城) バイブリー カッスル・クーム レイコック(レイコックアビー) ブラッドフォード・オン・エイヴォン 他